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 日本の代表的な株価指標である日経平均(日経平均株価)は、東証一部に上場する企業のうち225銘柄を対象した平均株価です。日経平均は景気などの動向によって日々変動していますが、日経平均の変動には大きく2つの要因があります。

 

 ここでは2つの要因を見ていきましょう。

 

 

 

■ NYダウが上がれば日経平均も上がる!?


 まず、「NYダウ(ダウ平均株価)」があげられます。NYダウはアメリカの代表的な株価指数のひとつです。現在、世界の経済の中心はアメリカです。そのため、アメリカの経済状況は世界に大きな影響を及ぼします。

 

 具体例を見てみます。日本時間の23時(夏時間は22時)、アメリカの株式市場がオープンします。そして、日本時間の翌7時(夏時間は6時)にクローズします。この1日の流れを通してNYダウが上昇すると、9時からオープンする東京市場でも株価が上昇しやすくなり、結果的に日経平均が上昇する傾向があります。

 

■ 為替から見る日経平均株価


 日経平均が変動するもう1つの要因に「為替」があげられます。日経平均は日本の代表的な企業の銘柄で構成されています。そして、日本の代表的な企業の多くは輸出企業です。そのため、ドル高円安が進むと為替差益が増え、結果的に企業の業績が上がり、株価が上昇しやすくなるのです。

 

 たとえば、世界的にも有名なトヨタ自動車は、2015年現在、ドル円相場が1円上昇すると、約400億円もの営業利益が上がると言われています。反対に1円下落すると400億円もの損失が発生することになります。

 

 厳密には為替相場と株価のどちらが先に動くかは決まっていませんが、為替と株価が互いに影響しあっていることが分かります。